季節の会2012映画コミュニティ上映会

映画「eatrip」コミュニティ上映会~おいしいごはんの上映会~

レディースウェアセレクトショップAmuserは、
英国チェルシーフラワーショー金メダリスト石原和幸氏と出会い、2004年に「ガーデンカフェ Cafe home」をスターとさせました。
最初はAmuserのお客様への更なるサービスからはじまりました。
それから緑いっぱいのカフェの中でお客様の素敵な表情を目の当たりにしながら、おいしいということが、ただ単に食べ物がおいしいとかだけではなく、会話であったり、流れる音楽であったり、緑であったり・・・その場の空気感がおいしいと感じさせてくれ、人と人とをつなぎ、幸せな気持ちにさせてるんだということを実感しました。
そんなとき映画「eatrio」と出会い、食について考えるきっかけになりました。このイベントで、おいしい食事、おいしい音楽、おいしい映画を通じてなにかを感じ取っていただければ幸いです。

イベントの様子→click

2012.4.14.sat
①12:00~
②18:00~

■タイムスケジュール■
●おいしい食事会 約30~60分
●おいしいライブ 約30分
●eatrip上映会 約80分

チケット予約制 ¥2500(食事・ライブ込み ※ドリンク代別・アルコール類はございません)
※席数は限られております。
御予約・お問合せ 0794-82-0453

 

■美味しい食事会■

緑いっぱいのCafe homeでおいしい食事をお楽しみください。


 「Cafe home」オリジナルスリランカカレー

 「KAゑMON」自然栽培農法の野菜とお米

 「六甲荘Bakey's」オリジナルパン

KAゑMON 稲岡真司

天然滋味KAゑMON 自然栽培農法で育てた農作物と、
それを主原料にした焼き菓子、
昔ながらの手作り品などを築百年の納屋で販売しています。

HP→http://www.kaemon.org/

六甲荘ベーキーズ 古賀文浩

サザビーのアフタヌーンティールーム事業部で長年勤務。
神戸でアジアンテイストの無国籍料理の火付け役になったといわれるレストラン『リスボア』の2代目シェフとして活躍。
震災でレストランが倒壊後、ベーカリー部門で、アフタヌーンティーの
ベーカリーでパン・菓子の生産、若手指導を行なう。
現在、神戸北野のホテル北野プラザ六甲荘で「六甲荘ベーキーズ」として活躍中。
HP→http://www.rokkoso.com/index.php?men=4&cat=6

ガーデンカフェ Cafe home
HP→http://www.e-amuser.com/cafe-home.html


tinörks ミニ・ライブ

2007年極東の日本にてまだ見ぬオーロラを夢見ながら結成。
Vocal,Tin Whistle,Melodion,Indian Flute,Metallophonを愛する川原雫Keyborad,Synthesizer,Programmingを担当する建水歩星を軸に、新たに空間音響デザイン・ギタリストの松村康一、アメリカ人アップライト・ベーシストのNick Artushinを加えてめでたく2011年秋に再び船出をむかえる。
ユニット名の由来はジャンルに捉われない表現活動をするという気持ちを込めてアナログにはじき出された造語。
ケルト音楽、ライト・エレクトロニカ、印象派に影響を受けたオリジナル楽曲を制作し、ヨーロッパで活動希望中。
「間」をひそかに大切にした環境音楽的なものや、浮遊するリズムと言葉そして木漏れ日の唄が組み合わさるカフェテラスな休日音楽、どこにでもある日常が少しだけ空想の世界に変わる音楽を目指し、このまま音の旅を続けます。

人と食をめぐる、映画のかたちをした、ごはん。映画「eatrip」

食べるということこそ、生きること 人生とは食べる旅

食べることは、分け隔てなく人と人とをつなぐ。
人と食との関係、その瞬間にしか存在しない空気をフィルムに残しました。

食は、”万人共通”。
時に、どんな言葉よりも説得力をも持ち、食べるだけで通じることは多くあります。

『eatrip』とは、移動距離としての旅ではなく、そんな食を通したつながりの旅であり、
時間や記憶を共有し、人々と共存すること。

食を生業とする私が映画を撮ろうと思った理由、その原点は、“母親”という存在そのものでした。
家族のために料理を作り、家を切り盛りする生き生きとした母の姿。
その日常的で普遍的な美しい食卓の光景は、私のかけがえのない食の記憶となっています。
食の原点がどこにあるのか、それは人それぞれ違うけれど、
生命はすべて母親から生まれ出ることを考えると、
“母性”に着目することは、人の原点を知るのに大切な要素だと思いました。

フードクリエイティブチーム『eatrip』の活動の中でも、その食が持つ力に驚かされる日々です。
食べ終わってしまえば何も形には残らないけれど、人々の中に記憶や価値観として残っていきます。
そういった食を通して感じる、その目に見えないつながりを、
私たちが抱えている原題の食の状況も含めて、
記録として映像に残しておくことに意味があると考えたのです・

食ほど自由なものはありません。
食欲があることこそ素晴らしいと思う私だからこそ、偶然にも同じ日本という国で同じ時代に生まれ、
人々の食のあり方を垣間見てもらうことで、何かを感じる入り口になればうれしいと思います。

自分の生き方をふと振り返り、幸せに思うこと。
食の記憶を辿ることは、その数ある手段のひとつです。
食について深く考える機会は少ないかもしれないけれど、おいしい食事をして、
今を“いいな”と幸せに感じることができたら、
それは未来の記憶へとつながっていく……。
それこそが“生きるエネルギー”なのだと思うのです。

            野村友里(フードディレクター)




人と食を巡る、映画のかたちをした、ごはん。

第33回 モントリオール世界映画祭2009
第28回 バンクーバー国際映画祭2009
第27回 世界環境映画祭2009(フランス・パリ開催)
第12回 スペイン・バルセロナアジア映画祭 ほか
正式出品作品

食を生業とする、野村友里監督が、
『人』と『食』のつながりや、
形や言葉には表現しきれない空気感や
流れる時間をピュアに描いた手づくりの作品です。
沖縄やんばるで自給自足をめざす主婦をはじめ、
俳優・浅野忠信さんの初めての「お茶会」、
歌手UAさんが自然体で向き合う「食」と「こども」のこと、
築地市場の「今」、池上本門寺ご住職の「生き生き生きること」と「食」について、など、
複雑な時代にシンプルに生きる人達の「食」との向き合い方や「生き方」「食の記憶」などを辿っていく。
私たちは同じ地球に生まれ、命をいただいて生きて、つながっている。
そんな、生きる上で一番根源である『食』について、みなさんに届ける映像エッセイです。

野村友里(のむらゆり) フードディレクター
おもてなし上手の母のおかげで来客の絶えない家庭に育ち、食の道を志す。1997年に料理を学びに渡英。現在はフードクリエイティブチームeatripを主宰。ケータリングフードの個性的な演出や、料理教室、アートとして食をとらえた雑誌やラジオ、テレビでの連載等、食の可能性を多岐にわたって表現し、その愉しさを世に伝え続けている。

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